はじめに~かつて指導した生徒のエピソード
この家庭教師サービスを思いついたきっかけとなる生徒の話をします。
この生徒とは長い付き合いになります。
彼が小学6年生の頃から指導をしていました。
高校受験で指導は終わりましたが、今でも時々便りが来ます。
お母さまがSOHOの仕事をされていて、
各界の著名人がそのサーヴィスを利用していました。
誰もが知っているようなイケメン俳優やプロミュージシャン、スポーツ選手などが
自宅に出入りするような中で育った彼。
そのせいか、優れた大人を尊敬すると同時に、
しょーもない大人を心の中では馬鹿にするような、
そんなところがあったのかもしれません。
だから学校の教師、とりわけ公立中の教師からは煙たがられていたようでした。
授業中寝ずに喋らず立ち歩かず、発言もたびたびして、ノートしっかりとって、
提出物きちんと出して、中間期末の点数も平均以上、なのに5段階で「2」
一方、同じクラスの女子。
寝る喋る徘徊する、悪ふざけとしか思えない発言、ノートも提出物も出さない、
中間期末は平均以下、なのに5段階で「4」とか「5」
明らかに贔屓だろ。
それ以来彼は授業ガン無視で自分の勉強に専念。
中間期末はほぼノー勉でも8~9割ゲット。
それでも5段階評価は「2」
中3の進路指導で担任が勧めてきたのは、
「高校名」で検索すると「いじめ」「パワハラ」が2番目に出てくるようなブラック高校。
彼の実力ならそんなところは目をつぶっていても受かる。
この担任は彼の何を見ているんでしょうか。
中学在学中に英検準2級合格、それでもこの担任「おまえ帰国子女だったっけ?」
何だそのすっとぼけ。
最後の進路指導で、県内最難関私立と県内中堅私立の2校を受験すると言うと
「滑り止めは? 中卒で働くのか?」と取り着く島もない有様でした。
高校受験では、生憎第一志望の難関どころには届きませんでした。
ですが、とある中堅私立に進学。
「その報告をした時の担任の顔と来たら、少佐先生に見せたかったっすよ」
彼はそう語ってくれました。
この私立、校風が彼に合っていたのと、
器の小さい教師がほとんどいなかったのが、
彼にとって功を奏したようでした。
現在彼は学年順位一桁にまで食い込んでいるとのこと。
その勢いなら、
かつて届かなかった難関高校の連中に出口で追いつけるところにまで来ています。
この「彼」と同じような思いをしている人、
思いっきり実力つけて、担任の鼻をあかしてやりたくありませんか?
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